★寝言の治療について★
名前 = Y
性別 = 男性
age = 30to39
メッセージ = 相談です。
睡眠中の「うなり(寝言のことばにならないやつ)」に困っています。
このうなりは私が中学生位からずうっとだそうです。
昨年、結婚し妻 より「夜中うるさくて寝れない。」と言われ困 っています。針治療でなおるでしょうか?
よろしくお願いします。


寝言治療について

寝言は神経衰弱の治療にいびき止めのツボを加えて行います。

※メールでお聞きしたところ、ご質問者がお近くにお住まいでしたので当院にお越しいただいて治療を行いました。
結局3回の治療を受けていただいて「うなりが無くなり静かに眠るようになった」と奥様が言われるとご本人が仰るので治療を終了しました。


ご本人に自覚症状が無い「寝言」の鍼治療は大変珍しいと思います。今回はご本人の承諾を得られましたので治療中の写真を掲載します。

使ったツボも全て記しますので鍼灸師の方々は挑戦してみてください。
一番の注意点は全てのツボに強い得気が必要である事と背中の気管から気管支への
分岐部の呼吸量を上げる特効穴=ツボへの刺入深度です。
胸膜の手前ぎりぎりの所まで直刺しないと効果が有りませんが、針先に自分の「眼」がある位に敏感に針の先端を察知できないと、この位置の直刺は胸膜を突き刺して「気胸」を起こす可能性が高いです。
故に施術経験が浅い鍼灸師の方は背中の特効穴への鍼は危険ですから絶対に止めてください。
背中の治療を省いても寝言に関しては治療効果は有りますから。
〔但し「いびき止め治療」の場合はこのツボを省くと効果が有りません)



★寝言治療のツボ★

●百会=頭の中央と両耳先を結んだ線上

●四神総=百会の前後左右各1寸(計4ケ所)

●上星=前髪生え際の真上1寸5分(約3センチ)

●印堂=両方の眉毛の間の中央点。眉間

●安眠
胸鎖乳様突起の停止部で乳様突起下の陥凹部の前5分

四神総、印堂、安眠は経外の奇穴です。






●内関=内側手首の横紋から上に向かって指幅2本分上がった所
●神門=小指側手首の横筋の上(豆状骨の上方)

●中かん=へその上7〜8センチの所。みぞおちとへそのおよそ中間点。凹みを確認する

●関元=へそ下を親指以外の4本指の幅だけ(約3寸)下がった所

●足三里=むこうずねの骨の外側を膝から3寸(約5〜6センチ)下がった所

●三陰交=内くるぶしの上約5センチの所 腓骨内側面の後縁

●太衝
足親指と人差し指の間をたどり、二つの骨が出会う所

    
いびき特効穴2ケ所(経外)
詳しいツボの位置は右の 特効穴部位の解剖図を参照して下さい


 
 
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